2026/03/12
入れ歯治療
「おじいちゃん、このお肉柔らかくて美味しいよ!」 お孫さんの無邪気な声に、あなたは苦笑いしながら、細かく刻んだ付け合わせの野菜に箸を伸ばす――。
そんな光景に心当たりはありませんか? 「歳だから仕方ない」「入れ歯なんてこんなもの」と諦めるのは、まだ早すぎます。実は、75歳からでも、大好きなステーキを孫と同じように頬張り、噛みしめる喜びを取り戻すことができるかもしれません。
なぜ、あなたの入れ歯はステーキに負けてしまうのか。そして、歯科医学の粋を集めた「精密入れ歯」が、どのようにあなたの人生の質(QOL)を変えるのか。入れ歯専門医の視点から、お話しします。
まずは、入れ歯そのものの問題があります。素材や設計など、歯科医師や歯科技工士の経験や技術の問題があります。
一方で、大きな原因は、患者様の身体の変化です。
身体に原因がある患者様の多くは「昔はもっと噛めていたのに」とおっしゃいます。こうした場合、入れ歯が合わなくなる原因は、単なるプラスチックの摩耗だけではありません。

歯を失うと、それを支えていた顎の骨(歯槽骨)は、役割を終えたと判断して少しずつ痩せていきます。土台が形を変えれば、かつてぴったりだった入れ歯との間に隙間ができるのは必然ですね。
隙間ができた入れ歯で無理に噛もうとすると、特定の場所に過度な力がかかります。すると、その部分の骨がさらに吸収され、さらに合わなくなる……という「負のスパイラル」に陥ります。
一刻も早く歯科医師に相談をして欲しいですが、多くの患者様が我慢をして食事をしています。
人間の身体は驚くほど適応能力が高いものです。合わない入れ歯であっても、無意識のうちに「外れないような舌の動き」や「痛くない位置での噛み方」を学習してしまいます。
しかし、この「無理な適応」こそが、食事の楽しみを奪う元凶です。 不自然な噛み癖が定着すると、顔の筋肉が歪み、さらには全身の姿勢や認知機能にまで影響を及ぼすことが近年の研究で明らかになっています。「慣れてしまった」からといって、身体が悲鳴を上げていないわけではないのです。
この写真は、合わない入れ歯を使っていた方に、当院の入れ歯を使っていただいた症例写真です。
口元の感じが全く違うことがお分かりだと思います。

治療期間 約18か月(治療用入れ歯の使用期間を含む)
費用の目安
治療用入れ歯:55万円(自費 税込)
本入れ歯:55万円(自費 税込)
※費用は症例により異なります。
<考えられるリスク>
副作用 ・入れ歯の使用に慣れるまで違和感がある場合があります。
・噛み合わせに応じた調整が必要になる場合があります。
・歯周病や虫歯の進行状態によっては治療期間が延びることがあります。
【注意】
本症例は一例であり、すべての方に同様の結果が得られるわけではありません。
そう思います。どうしても柔らかいものを食べがちになります。柔らかいものは炭水化物が多く、糖質の摂りすぎは健康上、おすすめできません。糖尿病など、深刻な病気の原因になることがあります。
一方で、驚かれるかもしれませんが、せんべいのような固いものは食べられるけれど、ステーキが食べられないというようなことがあります。
せんべいのような固いものは、垂直に強い力をかける「押しつぶし(咀嚼)」で粉砕できます。一方、ステーキのような繊維質の肉を噛みきるには、上下の刃がわずかに擦れ合いながら繊維を断ち切る「剪断(せんだん)」という複雑な動きが必要です。
― しっかり食べることができる入れ歯について、黒崎先生はどうお考えですか?
やはり、患者様の口腔内の状態や残歯に合わせて自由度の高い設計と使い心地を確かめながら調整をしていく工程が大切だと考えています。
この点を考慮すると、保険の入れ歯には限界があると思います。
保険診療の入れ歯は、素材や工程に厳格な制約があります。
ステーキを攻略するには、単に「硬いものが噛める」以上の、ミクロン単位の噛み合わせの調整が必要になってきます。

患者様のご要望にお応えしようとすれば、結果的に自費の入れ歯でしか実現できないことが多くなります。当院では、費用に見合う、あるいはそれ以上の価値を提供するために、以下の3つのアプローチを徹底しています。
単に歯を並べるのではなく、失われた「正しい顎の位置」を見つけ出すことから始めます。最新の測定機器を用い、あなたの顔の筋肉が最もリラックスし、力が最大に発揮できる位置を特定します。
長年の合わない入れ歯生活で、あなたの下顎は「逃げた位置」で噛む癖がついています。私たちは、独自の技法で下顎を理想的な位置へと優しく誘導し、本来の正しい噛み合わせを「覚え直して」いただきます。
いきなり最終的な入れ歯は作りません。まずは「治療用義歯(リハビリ用入れ歯)」を製作し、数週間から数ヶ月かけて実際に生活していただきます。
最終的に入れ歯を2つ作ることになります。通常は本入れ歯を使っていただき、修理などが必要になった際は、治療用の入れ歯をスペアとして使っていただくので、入れ歯がない状態での不便を解消することができます。
もう1点大切にしていることは、残歯を残す根管治療と歯ぐきの状態を回復させる歯周病の治療です。くろさき歯科は、入れ歯の専門店を自認していますが、虫歯や歯周病を専門とする歯科医師が在籍している「総合歯科医院」であることが他の歯科医院との違いだと思います。
ノンベース入れ歯の特徴は、上顎の「蓋」となる部分を極限まで取り除き、軽量化を強度を両立させることを目指しているということです。
保険入れ歯で不快な原因となる嘔吐反射が起こりくにいという利点もあります。

今日は、ステーキを食べたいという希望の患者様についてお話をしましたが、みなさんにも想像していただきたいと思います。 週末のレストラン。分厚いステーキを一切れ、ナイフで切り分ける。 それを口に運び、しっかりと奥歯で噛みしめる。肉汁が溢れ、本来の旨みが舌全体に広がる。 横では孫が「おじいちゃん、すごーい!」と笑っている。
これは夢物語ではありません。 入れ歯への投資は、単なる「歯」への投資ではなく、「残りの20年、30年の人生を、いかに豊かに、いかに誇らしく生きるか」への投資です。
くろさき歯科では、初回は無料で相談を受け付けています。60分ほどかけて、ご要望を丁寧にお聞きますので、入れ歯でお悩みの方は、ぜひいらしてください。
初回は治療をしませんので、安心してご予約をいただきましたら、幸いです。
さいたま市のくろさき歯科では、入れ歯に悩む方、インプラントを迷われている方のための「特別無料相談会」を実施しています。
「もう一度、大切な人と美味しい食事を囲みたい」 その一歩を、ここから踏み出しませんか?
※現在、予約が大変混み合っております。お早めにお申し込みください。
※当院は自由診療入れ歯の専門的なご提案を行っております。

Contact
お口の健康に関するお悩みや疑問を、ご相談ください。
くろさき歯科の専門家が親身になってお話を伺い、一人ひとりに最適な治療方法をご提案いたします。
お気軽にご予約ください。