2026/03/14
矯正治療
「最近、鏡を見るたびになんだか老けたなと感じるようになった」
ファンデーションを変えても、アイメイクを工夫しても、以前のような“若々しさ”が戻らない。
40代になると、そんな違和感を覚える女性は少なくありません。
しわ、たるみ、ほうれい線。多くの人が原因をそこに求めますが、実はもう一つ、見落とされがちな場所があります。
それが、歯ぐきです。
この記事では歯茎の下りと顔の印象について紹介をします。
鏡を見て、口元に注目してみてください。
・歯が以前より長く見える
・口元に締まりがなくなった
・笑ったときの印象が変わった
こうした変化がある場合、歯ぐきが下がってきている可能性があります。


歯ぐきは、年齢とともに少しずつ下がることがあります。ただし問題は、「どれくらい」「どこが」下がっているかです。老けた印象は「顔」ではなく「口元」から始まることがあるのです。
歯ぐきは、年齢とともに少しずつ下がることがあります。
問題は、その変化が顔の印象に直結するという点です。
歯ぐきが下がると歯が強調され、口元が間延びして見えます。
その結果、
・疲れて見える
・清潔感が落ちたように感じる
・年齢以上に老けて見える
といった印象につながるのです。
残念ながら、この状態はどんなにメイクをしても隠せません。構造そのものが変わっているからです。
なぜ歯茎が下がってしまうのか。実は、複数の要因が絡み合っていることが多いのです。
① 強すぎる歯磨き
ゴシゴシと力を入れすぎた歯磨きは、歯茎を傷つけ、徐々に後退させてしまいます。
「しっかり磨いているつもり」が逆効果になっているケースも少なくありません。
② 歯肉炎・歯周病
歯茎が下がる原因として最も多いのが歯周病です。骨が溶けることで歯茎も一緒に下がっていきます。初期は痛みがほとんどないため、気づいたときには深刻化していることもあります。
③ 噛み合わせの乱れ
上下の歯の噛み合わせが悪いと、特定の歯にばかり強い力が集中します。
歯は本来、全体でバランスよく力を分散しています。しかし噛み合わせが乱れると、一部の歯だけに負担が集中し、歯を支える骨や歯茎にダメージが蓄積してしまいます。この過度な負担が続くことで、歯を支える骨や歯茎がダメージを受け、下がってしまうのです。
④ 歯並びの影響
歯並びが乱れている部分は磨き残しが起きやすく、歯周病や歯茎の後退を引き起こしやすい傾向があります。また、歯が外側に傾いていると歯茎が薄く、下がりやすくなることもあります。
特に40代以降の女性で目立つのが、「歯周病はそれほど進んでいないのに、特定の歯だけ歯ぐきが下がっている」という状態です。
歯ぐきが下がると、
・知覚過敏が起きやすくなる
・汚れがたまりやすくなる
・見た目の印象が老ける
といった問題が生じます。
そのため、歯の病気だと認識できた人(ここでは患者と呼びます)は、
1:知覚過敏の薬・コーティング
患者の認識として、「しみるのを何とかしたい」ということで、知覚過敏抑制剤を塗布します。しかし、歯ぐきが戻ることはありません。
2: 歯磨き指導・ブラッシング改善
次の患者の認識は歯磨きです。
「磨きすぎが原因かも」ということで、力のコントロールや歯ブラシの変更、磨き方の修正を行いますが、歯ぐきが戻ることはありません。患者は「ちゃんとやってるのに…」と出口がなくなります。
3:歯周病治療(スケーリング・SRP)
患者の認識として、「歯周病なら治療すれば治るはず」と考えることがあります。歯周病は一般歯科でも治療ができますし、納得感もあるでしょう。歯ぐきの下りが歯周病由来なら有効です。しかし、噛み合わせ由来の歯肉退縮には効果がありません。
歯は、本来すべての歯でバランスよく力を分散して噛むようにできています。
ところが、噛み合わせが乱れると、特定の歯にだけ強い力がかかりその歯を支える骨がダメージを受け結果として歯ぐきが下がるという現象が起こります。
これは、歯科医療の現場では決して珍しいことではありません。
歯ぐきが下がっている部分をよく調べると、噛むたびに負担が集中している歯と一致しているケースが多く見られます。

歯科医療にはさまざまな分野がありますが、被せ物や入れ歯、噛み合わせを専門的に扱うのが補綴(ほてつ)歯科です。
補綴(ほてつ)専門医とは、被せ物や入れ歯、噛み合わせ治療のスペシャリストです。いわば「お口全体の設計士」。歯をきれいに並べるだけでなく、どの歯にどれだけの力がかかるかをミリ単位で分析し、一生長持ちする土台を作る専門家です。
南浦和で矯正歯科・噛み合わせ治療に力を入れているくろさき歯科では、この専門的な知見から「なぜ特定の歯茎が下がっているのか」を見極めます。噛み合わせを整える矯正治療を行うことで、歯を揺さぶる有害な力を取り除き、歯茎の健康を守ります。
どの歯に、どの方向から、どれくらいの力がかかっているかを分析し、口元全体を「構造」として診ることを重視します。
見た目だけでなく、「なぜそこだけ歯ぐきが下がっているのか」という原因に踏み込むためです。
一度下がった歯ぐきは、自然に元の位置まで戻ることはほとんどありません。
しかし、
・進行を止める
・特定の歯への負担を減らす
・将来、歯を失うリスクを下げる
ことは可能です。
そのための選択肢として、噛み合わせの調整が有効です。マウスピースによる力のコントロールや歯列矯正の治療が考えられます。

歯茎が下がる根本的な原因が「噛み合わせ」や「歯並び」にある場合、歯茎だけをケアしても解決にはなりません。
40代以降で矯正というのは遅いと感じされるかもしれませんが、長い人生を考えた時には、口元の老化を止めて、若さを保つという考え方もあります。40代は、積み重ねてきた習慣や体の変化が「見た目」として現れ始める年代です。
スキンケアやメイクと同じように、口元の変化にも目を向けること。
大人になってからの矯正は、
・見た目の改善
・噛み合わせの安定
・将来的に歯を失うリスクの軽減
といったメリットがあります。
・特定の歯に負担がかかっている
・噛むたびに歯が揺さぶられている
こうした状態を改善するために、大人の矯正治療が有効なケースもあります。

もし歯茎の後退が進行し、残念ながら歯を失ってしまった場合も諦めないでください。
当院では補綴専門医による、残っている他の歯に負担をかけない「負担の少ない精密な入れ歯」の作製に力を入れています。合わない入れ歯は残った歯の歯茎をさらに下げる原因になりますが、精密に設計された入れ歯は、今ある健康な歯を守るための「防波堤」になります。
一度下がった歯茎は、自然に元の位置まで戻ることはほとんどありません。
ただし、原因を取り除くことで進行を止めたり、これ以上悪化させないことは可能です。
歯茎だけを見るのではなく、噛み合わせや将来の健康まで考えた包括的な診断が、あなたの歯を守る鍵となります。
・歯が以前より長く見える
・一部の歯だけ歯茎が下がっている
・噛んだときに違和感がある
・歯ぎしりや食いしばりを指摘されたことがある
当院では、歯茎だけを見るのではなく、
噛み合わせや将来の歯の健康まで考えた診断と治療を行っています。
これらに心当たりがある方は、ぜひ一度さいたま市南浦和の「くろさき歯科」へご相談ください。

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くろさき歯科の専門家が親身になってお話を伺い、一人ひとりに最適な治療方法をご提案いたします。
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