2026/04/09
入れ歯治療
「最近、母が入れ歯で食事をしにくそう」
「入れ歯が痛いと言っている」
「入れ歯が外れると困っている」
このような悩みから歯科医院を探しているご家族は少なくありません。
ただ、実際にはご本人が強く訴えないケースも多いのが現実です。
「年だから仕方ない」
「入れ歯ってこんなもの」
「先生に言うほどでもない」
このように考えて、痛みや不便を我慢してしまう高齢者の方はとても多いのです。
その結果、家族が食事の様子を見てはじめて気づくこともあります。
この記事では
「母の入れ歯が合わないときの原因」と「家族ができる対処法」について、さいたま市で入れ歯治療を専門に行う補綴専門医(くろさき歯科 黒崎俊一先生)に詳しく聞きました。
はい、とても多いですね。くろさき歯科にも「家族が気づいて連れてきてくれる」ケースの方が多いです。
高齢の患者さんは、
ということがよくあります。時代背景もあるかもしれませんが、ご高齢の方は我慢強い印象があります。「もっと早くご来院いただけたら、先の生活が快適になったのに」と思うこともあります。
ご本人は「問題」と思っていなくても、実際には入れ歯がかなり合っていない状態ということもあります。
理由はいくつかありますが、特に多いのは次の3つだと思います。
そのため、入れ歯のトラブルを長期間放置してしまうことがあります。
歯科治療は進歩しており、入れ歯も年々改良されています。
ただし、高齢の方はインターネットで情報を調べることが難しい場合もあります。ですから、ご家族が情報を集めてあげることで、より良い治療につながることがあります。
くろさき歯科でも、入れ歯についての情報発信を行っています。


以前は使えていた入れ歯が合わなくなることは珍しくはありません。入れ歯は、時間とともに合わなくなることがあります。
主な原因は次のようなものです。
1 顎の骨や歯ぐきが変化する
顎の骨は少しずつ痩せていきます。これは自然な変化なのですが、骨や歯ぐきの形が変わることで、入れ歯のフィット感が悪くなることがあります。
2 噛み合わせが変わる
残っている歯の状態や噛み方の癖によって、噛み合わせが変化することがあります。
すると、
という問題が起こります。合わない入れ歯を使い続けることで、さらに合わなくなる悪循環になります。
3 入れ歯自体の劣化
入れ歯も長く使うと
といったことが起こります。
保険の入れ歯でも自費の入れ歯でも、定期的なチェックは必要です。
いくつかありますが、特に注意したいのは次の3つです。
1.食事量が減る
食べにくいと
ということが起こります。
これは高齢者にとって、栄養状態の悪化につながる可能性があります。柔らかいものは糖質が含まれていることが多いので、他の疾患の原因になることもあります。
2.痛みや口内炎ができる
入れ歯が強く当たると
ができることがあります。
3.噛み合わせがさらに悪くなる
合わない入れ歯を使い続けると、噛み方のバランスが崩れ、咬合(かみ合わせ)そのものに影響することもあります。
医学的なことはもちろんですが、入れ歯が合っていないと人生そのものが楽しくないと思います。体が元気なのに、健康から遠ざかってしまうのは、とても悲しいことです。お口に合った入れ歯で生活を楽しんでいただくために、当院の入れ歯治療は存在すると思っています。

次のような様子があれば、入れ歯の不具合の可能性があります。
また、
「最近、入れ歯を使っていない」
という場合も注意が必要です。
入れ歯が合わないために、外したまま生活しているケースもあります。こうした場合は、歯科医院に相談することをおすすめします。合わない入れ歯を我慢することはありません。
この疑問を持つ方は多いと思います。
実際には
など、状態によって対応が変わります。
もちろん、お口の状態によっては作り直しが必要なこともあります。
まずは現在の状態を確認することが大切です。くろさき歯科にきていただく際は、現在の入れ歯を持参していただいています。
入れ歯は「どこで作っても同じ」と思われることがありますが、実際にはそうではありません。
まず、保険の入れ歯は材料や工程が決められているので、歯科医院に共通した作製方法があります。それでも、歯科医師や技工士の技術力に違いがあります。
大きな違いが生まれるのは自費の入れ歯作製です。
自費の入れ歯は、材料だけでなく
など、工程と技術によって適合が大きく変わる治療です。
くろさき歯科では、より適合しやすい入れ歯を作るために、2段階の工程で入れ歯を製作する方法を採用しています。
これにより、より細かく調整しながら入れ歯を作ることができます。
| 項目 | 保険診療(レジン床) | 自由診療(金属床・ノンクラスプ等) |
| 主な素材 | プラスチック(レジン) | 金、コバルトクロム、チタン、シリコン等 |
| 厚み・違和感 | 強度確保のため厚くなる(約3mm〜) | 金属等で薄く作れる(約0.5mm〜) |
| 食事の味・熱 | 熱が伝わりにくく、味が鈍る | 熱伝導性が良く、食事の温度を楽しめる |
| 耐久性 | 摩耗しやすく、変色や臭い吸着がある | 摩耗に強く、汚れがつきにくい |
| 見た目 | 金属のバネが見えることが多い | バネがない、または目立たない設計が可能 |
| 初期費用(自己負担) | 数千円 〜 1万数千円程度 | 15万円 〜 100万円以上(材料と工程によって大きく違います) |
| 耐用年数(目安) | 2年 〜 3年(調整頻度高) | 5年 〜 10年以上(適切なケアで長持ち) |
当院では、患者さんの状態に合わせて様々な入れ歯治療を行っています。
その中でも、特に人気があるのが上顎の覆いを最小限にした「ノンベース入れ歯」です。
お口に合う入れ歯の役割は、生活の質を上げることです。ですから、「食べる」「話す」「目立たない」ということが大切だと考えています。
お口の合う入れ歯作りは、入れ歯そのものではなく、残っている歯の状態をきちんと整えておくことが大切です。かみ合わせが悪いと、力の入り具合が不均衡になり、残っている歯が破損してしまうことがあります。また、歯周病の治療をしないまま入れ歯を入れると、歯周病の悪化に伴って、入れ歯が合わなくなります。
くろさき歯科では、歯周病、虫歯、歯を残す根管治療を専門とする歯科医師がチームで治療に当たります。

入れ歯は毎日の食事に関わることはもちろん、生活の質に関わるとても大切な治療です。
もし
と感じたら、ぜひ一度歯科医院で相談してみてください。
ご本人は「大丈夫」と言っていても、実際には我慢していることもあります。
ご家族が気づいてあげることが、快適な生活につながる大きなきっかけになります。
もし「お母様の入れ歯が合っていないかもしれない」
「作り直しが必要か相談したい」
という場合は、くろさき歯科でもご相談を受け付けています。
入れ歯を専門とする歯科医師が、お口の状態を確認しながら、現在の入れ歯が使えるのか、作り直した方が良いのかを丁寧にご説明します。

※無理な勧誘は一切ございません。お気軽にお申し込みください。
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くろさき歯科の専門家が親身になってお話を伺い、一人ひとりに最適な治療方法をご提案いたします。
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